ぽやん舎、千歳へ進出します!

こんばんは。すてきな春のさきがけに、いかがお過ごしでしょうか、ぽやん舎です。

ところで、ぽやん舎のお取り扱い場所が増えまして、お知らせさせていただきます。

2021年4月1日オープン、千歳の、よろず屋カフェさん(イロイロリビングさん 内)といいます。

イロイロリビングさんっていうのは、千歳市中心街にある、「来たひとがくつろげるリビング空間」っていうコンセプトのすてきなイベントスペースです。ライブがあったり、コワーキングスペースとしても使えます。

よろず屋カフェさんはそのイロイロリビング(通称イロリ)さんに間借りするかたちのカフェで、なんと

・着物貸し出し、試着体験、着付けなど

・本大好きスタッフによる貸本

・コーヒー提供

・雑貨販売

などなど楽しそうなこといっぱいのスペースです。そこで、ぽやん舎の品々(一部の本、雑貨)を販売・試し読みしていただけることになり、また、試し読みできる見本誌数は日本一を誇る六種類!です!!

そのうち、ぽやん舎の写真を撮る方、野澤尚也の写真なんかも展示していただけるとかとか。

千歳近郊在住のみなさま、楽しそうな場所なので、お気軽にふらっと遊びに行ってみてくださいな!駐車場は、グリーンベルトさんがありますよ。3時間まで無料だったかなぁ。

というわけで、みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。神社参拝、駄菓子やさんはしごなんかも楽しい一角です。

よろず屋カフェ(イロイロリビング内、2021年4月1日オープン、毎週木曜日12〜17時OPEN)

〒066-0063 北海道千歳市幸町1丁目15(居酒屋あまがえるさんのお隣)

JR→千歳駅(徒歩10分)

バス→仲の橋通り下車(徒歩5分)

お車の方→グリーンベルト駐車場(徒歩5分)

イロイロリビングウェブサイト↓

写真zine「無題 Ⅰ」とその後

こんにちは、ぽやん舎の写真を撮る方、野澤尚也です。

思い立ってまとめた写真zine第2弾「無題 I」をシャンティブックス様にて取扱いただきました。早速手に取っていただけたことが大変嬉しいです。

しかし実のところ、自分の中には戸惑いも残っていました。写真を売って、何を伝えたらいいのだろう? と。あるのだけど、どう伝えたらいいのだろうか、それをそのまま出してしまったところもあります。

自分の視界の片隅に残ったもの、の中から、なるべくステレオタイプでは交換できないイメージを1冊に残したい。「自分の体験に根ざした」もので集合的なイメージから少しずれていて、撮影者の生活や価値観が主題としてじわりと浮き上がってくる。社会に生きる「個人」という状態を暗示できるスナップショット写真です。この形態の写真は被写体を持ちながら、主題は撮影者自身、ともいえます。

おおざっぱにいうと、大森克己「サナヨラ」のイメージです。サナヨラ | 大森 克己 |本 | 通販 | Amazon これを、自分の言葉で作らなければならなかった、という後悔があります。わかっているけどできなかった。だから不完全なところがあるのに店頭に出して、申し訳ない気持ちがありました(最後まで納得いくものって、できないのかもしれませんが)。

学生の頃は、この写真の点と点をつなげる核心を見失うことはありませんでした。頭の中は作品作りでいっぱい。しかし仕事を中心とした今の生活では、自分のパーソナルな部分を伝えることが億劫になり、頭に上らなくなったのかなと思います。だけれど、やりたい気持ちが湧き上がったという不思議な状態でした。

「目の前で『小さな火が灯っている』と自分が受けとった景色を、残し続けている」それが今の僕の写真と思います。このことをもう少しわかりやすく、タイトル等に託して伝えたいです。

「無題」シリーズは今後も迷いとともに出る予感がありますが、次の作品はしっかりつけたいタイトルを思いついたので、またまとめてみたいと思います。

そして、きれいなプリントをしたいという欲。これがまだ燻っています。小部数冊子の印刷では到底実現できないとわかりました。

なので、写真zine第3弾発表と一緒に、綺麗にプリント・額装した写真で個展を開けたらいいなと、小さな夢を抱いています。

新しいまんが「神聖」について

こんばんは。また冬みたいになっちゃいまして、わたしは今日、今季初めて転びました。逃げ切れるかと思っていたのでくやしい・・・

さてさて、新しいまんが、「神聖」を、いつもお世話になっております、シャンティブックスさんと古本浪漫堂さんに置かせていただいてきました。

表紙です
シャンティブックスさん
古本浪漫堂さん(すずめちゃんもいます)

神聖は、女の子ふたりの夏休みのお話です。一人はかなり世をすねていて、もう一人はとても素直です。後者の女の子の、好きっていう気持ちについて考えるまんがです。

このまんがは、前にかいた「into the せかい」の続編なので、併せてお読みいただけると、より世界がはっきりするかと思います。佐藤のその後です。

あと、素直な女の子が最後に作ったCD、自分ではプレイリストを作りました。ロックを聴かない女の子の聴いている音楽を意識したんですが、ちょっとここに載せようかとも思ったのですが、照れるのでやめます。笑

ご興味のある方もしいらっしゃいましたら直接わたしに訊いてください・・・・笑

表紙なんですが、最近水彩画のワークショップに参加させていただきまして(町田すみ先生というまんが家の先生に教えていただきました。ありがとうございます・・・!)、以来ブームの水彩でかいたものです。今日なんて、清水の舞台から飛び降りるつもりでホルベインの水彩えのぐを買ったんですよ(100円えのぐを使ってました・・・・)、楽しみです使ってみるの!

さてさて、あと、喫茶こんさんの自由研究展示もみてきました。

まず、こんごはんの美味しさですよ。うまい〜〜!なんかほっとする味です。ケーキセットも食べたいけどごはんがうまい。あとこないだ食べたクリームぜんざいもおいしかったなぁ。

こんごはん。おにぎりさんと目が合っちゃった!

小部屋に作品たちが展示されており、楽しかったです。いいなぁ〜、こんなの作れたらいいなぁと思っちゃいました。

というわけで、「神聖」、きせつはずれ?かもですが、夏に思いを馳せたいかたにも強くおすすめします!

シャンティブックスさん(営業日はTwitterを参照です)

札幌市東区北18条東1丁目5-1 ローソン隣

Twitter

古本浪漫堂さん(水曜日定休)

札幌市豊平区平岸3-7-2-3

Twitter

ではでは、まだ寒いですのでお気をつけてお過ごしください。ぽやん舎より愛を込めて。